どのように効く?
光感受性ジェルが細菌の細胞壁や細胞膜に特異的に浸透します。
- 特定の波長の光が照射されると、 光感受性ジェルがエネルギーを受け取り「活性酸素」を大量に発生します。
- 「活性酸素」が細菌の細胞壁や細胞膜を破壊し、高い殺菌効果を発揮します。
殺菌効果の実験
殺菌効果は目に見えません。そこで簡単な実験を行いました。唾液を薄め、減菌棒で繁殖培地に擦り付け培養すると、たくさんの殺菌の群れ(コロニー)が発生しました。(左側)。
一方、同じ唾液に光殺菌ジェルを注入し、光殺菌した後に培養すると細菌群はほとんど見られませんでした(右側)。
どのような場合に使用するか
急性期(とどめの一撃)
通常の治療の上にLAD(光殺菌)治療を行うと、「とどめの一撃」としての殺菌効果が期待されます。
これまでの治療方法では除去しきれない細菌を死滅させ、個人差はありますが治癒期間の短縮、感染の再発防止に大きく貢献します。
常に使用(予防)
加えて、LAD(光殺菌)治療は予防にも有効です。ペリオやインプラントの定期健診、ブラッシングしづらい矯正治療のメンテナンスの際に予防的治療としても効果を示します。
※その他、カリエス、歯冠周囲炎、アフタ、ヘルペス、扁平苔癬、真菌など
よくあるご質問
Q1.治療中、痛みはありませんか?
A.全くありません。若干の熱と心動があるだけです。
Q2.光感受性ジェルはどん味がしますか?
A.少し甘い味がします。