この治療を行なった歯周病患者の10人に9人が7~10日間で歯周病菌の除菌に成功しています。

位相差顕微鏡で細菌の観察これまでとはまったく異なった考え方で、薬で歯周病を治してしまう治療法です。
「歯周病が薬で治る」 と聞いて驚く方がほとんどだと思います。しかしながら、歯周病は細菌による感染症です。
お口の中に菌がいなければ、もちろん歯周病にはなりません。
通常、歯周病といえば、歯磨き指導と歯石除去(バイオフィルムの除去)がどの歯科医院でも基本的な治療とされていました。

しかし基本的治療をしても、どんなに歯磨きをしても、一時的に症状の軽減はあっても、しばらくするとまた歯肉の腫れや出血・口臭で悩まされ続け、結果的に歯周病が原因で歯を失ってしまう方が少なからずおられることも事実です。これはとても残念な例ですが、このようなことが起きてしまうのは、歯周病が細菌感染症であるにもかかわらず原因菌への対策を行なってこなかったことが大きな要因です。

簡単に薬で治す方法(歯周内科治療)

どんな患者さんにも、簡単で良い効果があらわれる治療法はないかと、多くの歯科医師が知恵を出し合った結果、簡単に薬で治す方法(歯周内科治療)がみつかったのです。

通常お口の中には300~400種類の口腔常在菌が存在しています。

「歯周内科治療」は、位相差顕微鏡という特殊な顕微鏡で、まずお口の中の細菌を観察します。
これにより、患者様ごとに異なる歯周病の原因菌の種類やカビ菌の有無を特定することができます。特定した細菌の状態から歯周治療が必要かどうか、必要であればどの薬剤が適切であるかを提案し、服用していただきます。同時にカビ菌を取り除く歯みがき剤で、カビ菌を除去します。

歯周内科治療は、今までの歯周病治療と比べ、患者様の負担が軽い治療です。
当院のご提案するプログラムに沿って治療を行っていただければ、およそ3週間程度で驚くほどの改善が見られます。もちろん治療の際には、顕微鏡のモニターをご覧いただき、治療の成果を実感していただけます。下の画像は歯周内科治療による菌の変化の様子です。

除菌前と後

歯周病の原因菌に効く飲み薬とカビ菌を落とす歯みがきで、ここまで激変します。  

歯周病とタバコの関係  (-。-)y-゜゜゜

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たばこは様々な病気の原因となることが知られていますが、実は歯周病とも深い関わりがあるのです。喫煙する人は

1) 歯周病にかかりやすくなります

ニコチンが歯のまわりの組織(歯周組織)の持つ免疫機能を低下させ、病原菌に対する抵抗力を弱めるために感染しやすくなります。

2) 歯周病の発見を遅らせます

ニコチンが歯周組織の毛細血管を収縮させるので、病気が進行しても出血や腫れなどの症状が現れにくく、炎症が起こっていることを隠してしまいます。気づいたときには“手遅れ”といったことにもなりかねません。

3) 治療後の治りが悪くなります

治療後、歯肉が回復しようとする働きにニコチンが“待った”をかけるため、同じように治療を受けても、期待する効果が得られません。

あなたの家族にも被害が…

本人は喫煙していなくても、他人の吸っているたばこの煙(副流煙)を吸い込むことで、健康被害を受けることを受動喫煙といいます。

☆ 副流煙の方が毒性が強いことが知られています
☆ 受動喫煙した母親から、胎児・乳児へ、ニコチンが影響を及ぼします
☆ 受動喫煙は家族や身近な人の歯周病のリスクも高めます

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あなたご自身や家族のためにも、『禁煙』考えてみませんか?